バッカルファット除去とは、頬の内側の脂肪を取り除くことでほうれい線やたるみの予防、小顔効果を期待する施術です。
値段や施術の特徴、アフターケアの内容などクリニックごとのポイントをわかりやすくまとめました。
また、気になるリスクやダウンタイムなどバッカルファット除去を受ける前に知っておきたい基本情報も解説します。
![]() 東京中央美容 |
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195,200円~ (モニター料金:60,512円~)
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195,100円 (モニター料金:136,570円~) |
330,000円 | 264,000円 | |
局所麻酔:無料 | 局所麻酔:無料 | 局所麻酔:3,300円 | 局所麻酔:16,500円 | |
89院 | 100院以上 | 20院 | 8院 | |
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バッカルファット除去とは?効果やおすすめな人を紹介!値段相場も
バッカルファットとは頬の中にある脂肪のことで、バッカルファット除去の施術を受けることで、小顔効果やたるみ予防などの効果が期待できます。
施術の方法 | 頬の内側をメスで開いてバッカルファットを取る |
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期待できる効果 | ・たるみの予防や改善 ・小顔効果 ・下膨れ解消 ・ほうれい線やマリオネットラインの改善 |
こんな人におすすめ | ・下膨れが目立つ人 ・頬の内側の肉をよく噛む人 ・口を閉じて笑った時に口の横がぽっこりする人 ・痩せても顔のボリュームが減らない人 ・20~30代でたるみを予防したい人 |
料金相場 | 100,000円~300,000円 |
バッカルファットは顔周りの悩みが気になる方におすすめの施術です。口元周辺の脂肪が気になる方や頬の内側を噛むことが多い方に向いています。
料金は100,000円以上かかることが多く、300,000円以内で受けられる場合もあります。
バッカルファット除去の効果!値段相場も紹介
バッカルファット(頬部脂肪体)とは口の裏側の頬筋とエラの筋肉(咬筋)の間にある脂肪の塊を指し、除去することで加齢によるたるみ予防や改善、小顔や下膨れ解消を導きます。
料金相場は100,000円~300,000円程度です。
バッカルファットは年齢が若い頃は頬の横にあり、年齢を重ねて筋肉が衰えたり肌のハリがなくなったりすると位置が徐々に下がってきます。
その結果、ほうれい線・頬のたるみ・ブルドッグ線・マリオネットラインが目立つ原因となるのです。
20~30代のうちにバッカルファットを除去しておくと、将来頬が垂れ下がることでシワやたるみが目立つのを防ぎます。
また、年齢が若くても生まれつきバッカルファットが多いと、顔が大きく見えたり、下膨れの印象になったりするため、除去することでスッキリしたフェイスラインに導きます。
なお、バッカルファット除去は脂肪細胞を直接取り除くため、半永久的に効果は持続すると考えられます。
口内の奥歯付近の皮膚を0.5~2㎝程度切開し、バッカルファットを引っ張り出します。
切除後は溶ける糸で片側2針程度縫い合わせます。
口内を切開する施術のため、傷口は目立ちにくいです。
バッカルファット除去がおすすめの人
バッカルファット除去は、脂肪の大きさや骨格によって適応かどうかが判断されます。
人によってはバッカルファット除去を受けることで、頬がこけて老けた印象になるため、医師が施術をおすすめしない場合もあります。
バッカルファット除去がおすすめの人、適応になりやすい人は以下です。
- 下膨れが目立つ人
- 頬の内側の肉をよく噛む人
- 口を閉じて笑った時に口の横がぽっこりする人
- 痩せても顔のボリュームが減らない人
- 20~30代でたるみを予防したい人
バッカルファットの量は体重の増減に左右されにくいため、ダイエットしても顔の下膨れだけが変わらず気になるという人は適応になりやすいです。
また、20~30代でバッカルファット除去をすると、たるみ予防に繋がるためおすすめです。40代以上の人は術後に皮膚のたるみが生じやすくなる場合があるため、バッカルファット除去と糸リフト・ハイフなどの併用がおすすめです。
実際に適応になるかどうかの判断は医師が顔に触れて判断します。
顔のボリュームが気になる人は、バッカルファットではなく皮下脂肪やその他が原因の場合もあります。
脂肪吸引・メーラーファット除去などとの違い
顔のどの部分の脂肪を除去するかによって、以下の施術に分けられます。
施術名 | バッカルファット | 脂肪吸引 | ジョールファット除去 | メーラーファット除去 | 脂肪溶解注射 |
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施術範囲 | 頬骨から顎周辺まで広範囲 | 顔周り全体の皮下脂肪など浅い部分 | 口元横や口角下 | 頬骨周辺 | 頬骨から顎周辺まで広範囲の浅い部分 |
切るかどうか | 切る | どちらもあり | 切る | 切る | 切らない |
効果が期待できる悩み | ・たるみや下膨れ | 二重あごやフェイスラインのもたつき | マリオネットライン ・口角のたるみ |
・ほうれい線 ・ゴルゴ線 |
・しわやたるみ ・フェイスラインの乱れ |
料金相場 | 100,000円~300,000円 | 200,000円~500,000円 | 100,000円~200,000円 | 200,000円前後 | 8,000~10,000円 |
ダウンタイムの症状 | ・腫れ ・痛み ・内出血 |
・筋肉痛 ・内出血 ・むくみ |
・腫れ ・痛み ・内出血 |
・腫れ ・痛み ・内出血 |
・赤み ・腫れ |
ダウンタイムの期間 | 1~2週間程度 | 1~2週間程度 | 1~2週間程度 | 数日~1週間程度 | 数日~1週間程度 |
おすすめな人 | 頬の内側を噛みやすい人 ・下膨れが気になる人 |
顔の中でもフェイスラインや顎の脂肪が気になる人 | 口角やマリオネットラインが気になる人 | ほうれい線やゴルゴ線が気になる人 | ダウンタイムや傷跡が少ない施術を受けたい人 |
どの施術もダウンタイムの症状は腫れや痛み、内出血で大きく変わりませんが、期間がそれぞれ異なります。切る施術や施術範囲が広いとダウンタイムが長くなる傾向にあります。
また、それぞれ対象となる部位や料金相場も違うので、目的や予算に合わせて選びましょう。
脂肪吸引は頬や顎の皮下脂肪を除去する施術で、バッカルファットよりも浅い部分が対象となります。
主に二重あごが気になる人、フェイスラインのもたつきが気になる人におすすめの施術です。
頬や顎をそのままの状態でつまめる脂肪は、脂肪吸引が適応の可能性が高いです。
口元横・口角下の皮下脂肪を除去する施術です。
口角のたるみやマリオネットラインが気になる人におすすめの施術です。
頬骨周辺の皮下脂肪で、笑った時に頬がぽこっと前に出る部分です。
ほうれい線からゴルゴ線部分にかけての脂肪が気になる人、ほうれい線が目立つ人におすすめです。
範囲が狭く、ほかの切る施術に比べるとダウンタイムの症状が軽いというメリットがあります。
脂肪溶解注射は脂肪細胞を溶かす成分を注入することで、浅い層にある皮下脂肪を減らす施術です。注射系施術で切らないので、ダウンタイムが短く、傷跡が残らないのがメリットです。
皮膚の表面にアプローチするため、しわやたるみが気になる方にも向いています。ほかの施術より料金が安いのも特徴です。
自分では判断できないケースも多いため、カウンセリングで確認しましょう。
頬がこける?バッカルファット除去のデメリット・リスク!失敗しないポイントも
バッカルファット除去は失敗のリスクがあり、ダウンタイムが長引くことがあるのがデメリットです。
バッカルファットのメリットだけでなく、さまざまなリスクを知っておくことで、施術を受けた方がいいのがじっくりと検討できます。
失敗して後悔しないためのポイントも紹介するので、リスクを抑えて顔痩せしたい方は必見です。
バッカルファット除去のデメリットやリスク
バッカルファット除去によるリスクは以下です。
- 感染症を引き起こすことがある
- 頬がこける場合がある
- シワが目立つケースがある
- 血腫ができる場合がある
バッカルファット除去後、傷口に細菌が入り感染症を引き起こすと、化膿したり赤く腫れたりします。
切開時に出血が傷の内部で続くことで血腫ができると、頬が腫れ上がったり、化膿したりすることがあります。
このような症状が出た場合は、施術を受けたクリニックに受診しましょう。
また、バッカルファット除去に向かない人が施術を受けた場合、頬がこけて老けた印象になる場合があります。
頬骨が出ている人、頬の膨らみが少ない人、体調によって顔がこけやすい人はバッカルファット除去が向かない傾向にあります。
また、年齢や顔の状態によってはバッカルファット除去をして顔の脂肪がなくなると、ハリが少なくなり、シワが目立つようになる人もいます。
バッカルファット除去は適応の人が適量除去すると、頬がこけたりシワが目立つリスクは少ないため、無料カウンセリングで医師に見極めてもらいましょう。
バッカルファット除去の失敗例
うまくいけば顔をすっきりとさせることができるバッカルファット除去ですが、以下のような失敗も考えられます。
- 頬がこけたり凹んだりする
- 左右差が出る
- 変化がない
頬がこけたり凹んだりする
バッカルファットを必要以上に取ってしまうと、頬の一部分だけ凹むことがあります。また、頬全体がこけて見えるケースもあります。
取る脂肪の量が多すぎるだけでなく、本来取る必要がない人がバッカルファット除去の施術を受けると、このようsな失敗が起きやすいので注意が必要です。
左右差が出る
医師の技術不足が原因で、左右差が出ることがあります。片方だけ凹んだり左右でフェイスラインが違ったりと、不自然な仕上がりになることがあり、かえって頬が目立ってしまいます。
左右差が出るような失敗は、医師が仕上がりをうまくイメージできていない場合に起きやすいです。
変化がない
せっかくバッカルファット除去の施術を受けたのに、施術前と変わらず効果が感じられないことがあります。
除去するバッカルファットの量や位置が悪いときに起きやすい失敗です。また、たるみやフェイスラインのもたつきの原因がバッカルファットではなかった場合にも、効果が出ない可能性が高いです。
バッカルファット除去で後悔しないためのポイント
バッカルファットで後悔しないためには、次のポイントに気を付けましょう。
- 医師やクリニック選びを慎重に行う
- 納得いくまでカウンセリングを受ける
- 修正手術やほかの施術も調べておく
バッカルファット除去失敗の原因の多くは、医師の技術不足です。医師のカウンセリングが足りなかったり技術が足りなかったりすると、きれいな仕上がりになりません。
そのため、まずは医師やクリニック選びを慎重に行うようにしましょう。カウンセリングでは、仕上がりイメージや施術の詳細を納得いくまで話し合うのがおすすめです。
時間をかけてカウンセリングを行うことで、自分に合った施術を受けられる可能性が高くなります。
また、修正手術に対応していたりほかの顔施術が豊富だったりと、さまざまな施術が用意されているクリニックもおすすめです。自分に合う施術が見つかりやすいだけでなく、うまくいかなかった場合に修正してもらえます。
腫れや痛みは?バッカルファット除去のダウンタイムや経過を解説
バッカルファット除去後は以下の症状がでる場合が多く、ダウンタイムが落ち着くのは1~2週間が目安です。
- 腫れ
- 内出血
- 血腫
- 痛み
バッカルファット除去後は親知らずを抜いた後のような腫れが1~2週間程度続く場合が多いです。
腫れのピークは術後1~2日程度です。
痛みに関しては、術後麻酔が切れるとジンジンとした感覚がある場合があります。
痛みのピークは1~2日程度で、3~4日後は徐々に落ち着いていく傾向にあります。
食事は刺激物を避け、飲酒・激しい運動は2~3日は控えるようにしてください。
バッカルファット除去をするクリニックを選ぶ3つのおすすめポイント
バッカルファット除去の施術を受けるクリニックを選ぶときのポイントは以下の3点です。
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1 予算内で施術を受けられるか
バッカルファット除去の相場料金である20~30万円程度を目安に、クリニックごとの料金を見比べましょう。
クリニックによっては麻酔料金が別途で発生する場合もあるため、トータル金額が予算内であるかを確認してください。
コースが細かく分かれていたり、モニター料金で施術を受けられたりするクリニックだと、費用を抑えることに繋がるためおすすめです。
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2 腫れや痛みへの対策が行われているか
腫れや痛みの対策・工夫を行っているクリニックだと、施術時の痛みの心配が軽減されたり、ダウンタイムの期間が短くなったりすることに繋がります。
麻酔針を細いものを使っていたり、施術後に圧迫・クーリングが行われるクリニックがおすすめです。
さらに傷口を小さく留めるようにしてくれるクリニックだと、より施術後の腫れや痛みなどのダメージが少なくなります。
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3 アフターケアが手厚いか
バッカルファット除去は、施術後に感染症などのリスクがあり、化膿や強い腫れがでる場合があります。
万が一施術後に患部がトラブルを起こした場合に、化膿止めなどの薬の処方や処置を無料で行ってくれるクリニックがおすすめです。
バッカルファット除去後の定期検診を無料で実施しているクリニックだと、術後の状態も確認してもらえるため、さらにおすすめです。
バッカルファット除去がおすすめのクリニック!値段・特徴を解説
バッカルファット除去の施術がおすすめのクリニックを紹介します。
施術や麻酔料金、アフターフォローについてまとめましたので、カウンセリングを受ける前に確認しましょう。
値段 | スタンダード:195,200円 プレミアム:354,500円 モニター料金:60,512円~ |
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麻酔 | 局所麻酔:無料 笑気麻酔:2,750円 |
アフターフォロー | 無料 |
TCB東京中央美容外科のバッカルファット除去は、摘出範囲によって2種類のコースに分けられており、自分にあったコース選択が可能です。
スタンダードは表面の膨らみを除去するコースで、相場以下の料金設定です。
プレミアムは広範囲の摘出で、たるみ予防目的にも適しているコースとなっています。
また、プレミアムは腫れ止めの点滴や皮膚の再生を促す成長因子の注入、固定バンドなどオプションがついています。
TCB東京中央美容外科によるバッカルファット除去は、極細の麻酔針の使用や、バイポーラ(電気メス)による止血など、術後の腫れ軽減に繋がる対策が行われているのも特徴です。
また、一人ひとり除去する量を適宜調整しながらバッカルファット除去を行ってくれるため、失敗を防ぐことにも繋がります。
割引クーポンの配布や、モニター価格での施術も行われているため、できるだけ費用を抑えたい人にもおすすめです。
値段 | 195,100円 モニター価格:136,570円 |
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麻酔 | 局所麻酔:無料 笑気麻酔:10,450円 |
アフターフォロー | 無料 |
湘南美容クリニックによるバッカルファット除去は切開範囲が5mm程度と小さいことから、施術後の内出血などを最小限に留めるよう工夫されています。
また、施術後の圧迫バンドによる止血も無料で行われているため、腫れの出にくい施術を受けたい人におすすめです。
料金は相場以下となっており、モニターで受ける場合はさらに安い136,570円となっています。
値段 | 両側330,000円 片側198,000円 |
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麻酔 | 局所麻酔:3,300円 笑気麻酔:5,500円 |
アフターフォロー | 無料 |
東京美容外科のバッカルファット除去は、学会から認定を受けた医師・3年以上経験がある医師が担当するため、実績のある医師の施術を受けたい人におすすめです。
コースは両側と片側で分かれているため、片側だけの除去でバランスを整えたい人にも向いています。
料金面に関しては相場を上回るため、費用を抑えてバッカルファット除去の施術を受けたい人にはネックに感じることがあります。
値段 | 264,000円 |
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麻酔 | 局所麻酔:16,500円 |
アフターフォロー | 無料 |
TAクリニックのバッカルファット除去は、アフターフォローの手厚さがおすすめポイントです。
TAクリニックでは1年保証制度があり、医師が確認して効果が見られない場合は再治療を受けられます。
また、術後は腫れ対策として患部のクールダウンも行ってもらえます。
コラーゲンリフトやヒアルロン酸注入、脂肪溶解注射など他施術との併用も可能なため、1回の施術で小顔とリフトアップなど複数のアプローチも可能です。
なお、TAクリニックではバッカルファット除去の1週間後・1ヶ月後に検診を行っており、術後に気になることがある場合は医師に直接確認することができます。
値段 | 201,630円 モニター価格:173,690円 |
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麻酔 | 局所麻酔:無料 笑気ガス:5,500円 |
アフターフォロー | 無料 |
もとび美容外科によるバッカルファットファット除去は、顔面神経や耳下腺管の損傷や合併症などリスクに配慮して行われます。
施術後のフェイスバンドによる圧迫など、ダウンタイムや腫れへの対策も行われます。
料金に関しても相場以下となっており、モニターになるとさら割引された料金でバッカルファット除去を受けることが可能です。
ただし、もとび美容外科は新宿に1院のみのため、都内に住んでいる人以外はアクセスに不便さを感じる場合があります。
値段 | 330,000円~440,000円 |
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麻酔 | 局所麻酔:55,000円 眠る麻酔(リラックス麻酔):110,000円 |
アフターフォロー | 無料 |
共立美容外科によるバッカルファット除去は、切開をレーザーで行うため、患部のダメージが加わりにくい特徴があります。
料金面に関しては330,000円~440,000円と幅があり、医師が状態によって判断します。
最低価格でも相場より高めとなっており、麻酔料金も別途で発生するため、価格重視の人にはネックとなる可能性があります。
値段 | 330,000円~ |
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麻酔 | 局所麻酔:無料 |
アフターフォロー | 無料 |
城本クリニックでは看護師と医師のみが在籍するクリニックで、どのような場面でも資格のあるスタッフのみが対応してくれます。
また、24時間メールで相談を受け付けているため、施術に関して不安なことがある場合にいつでも相談が可能です。
バッカルファット除去の施術料金に関しては330,000円~となっており、詳しい金額は医師が状態によって判断します。
そのため、人によっては大幅に予算を上回るケースもあるので注意が必要です。
値段 | 220,000円 |
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麻酔 | 局所麻酔:無料 |
アフターフォロー | 無料 |
大塚美容形成外科によるバッカルファット除去は、料金が相場以下となっており、極細針による麻酔など痛みへの対策もおこなっています。
また、感染症予防の抗生剤や鎮痛剤の処方など、アフターケアも手厚いです。
なお、顔のボリュームが全体的に気になる人には、脂肪吸引とバッカルファット除去同時施術も行われています。
値段 | 330,000円 |
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麻酔 | 局所麻酔:無料 |
アフターフォロー | 無料 |
高須クリニックのバッカルファット除去は、33万円と相場よりも高めの料金設定です。
痛み止めの内服処方や、有料で腫れを軽減させる漢方薬や内出血を軽減するクリームなどの処方も行っているため、術後のダウンタイムが不安な人は様々なアプローチができます。
なお、高須クリニックでは頬の脂肪溶解注射や脂肪吸引とバッカルファット除去を組み合わせて受けることができるため、顔全体のボリュームダウンを希望する人にはおすすめです。
バッカルファット除去を行っている高須クリニックは、銀座院・横浜院・名古屋院・大阪院のみのため、地方に住んでいる人は通いにくい場合があります。
食事・メイクは?バッカルファット除去の流れを解説
バッカルファットのカウンセリングから施術後の過ごし方は以下の通りです。
施術後は特に注意点が多く、過ごし方によっては腫れが悪化してしまう場合もあるので、必ずチェックしましょう。
クリニックのHPで予約をし、無料カウンセリングを受けます。
バッカルファット除去は、顔の形状やバッカルファットの状態によって医師が適応か否かを判断します。
適応ではない人がバッカルファット除去を受けると、頬がこけて見えるようになることがあるためです。
医師に施術内容や仕上がり、除去量、注意事項などの説明を受け、自身が納得したら契約・支払いを行います。
メイクを落として、口腔内に局所麻酔が打たれます。
クリニックによっては追加料金を払うことで、笑気麻酔や静脈麻酔を使用してもらうこともできるため、痛みが不安な人は事前に相談しましょう。
局所麻酔が効いてきた段階で、奥歯周辺の粘膜を数ミリ~1㎝ほど切開し、バッカルファットを取り出し切除します。
切除後、溶ける糸で片側2針程度縫合して終了です。
クリニックによっては、除去後に腫れを抑えるためにクーリングや固定バンドによる圧迫などが行われる場合もあります。
バッカルファット除去の施術時間は30分程度です。
バッカルファット除去後は、口内を清潔にして安静にする必要があります。
傷口が落ち着くまでの食事は柔らかいものをメインとし、刺激物や熱いもの、傷口に詰まりやすいものは避けましょう。
また、腫れを悪化させないために、飲酒や激しい運動は1週間、マッサージは1ヶ月程度控えてください。
除去後に寝る際はまくらを高くすると、腫れを抑えることに繋がります。
メイクやシャワーはバッカルファット除去当日から可能です。
バッカルファット除去のあとは、ダウンタイムの症状を長引かせないために顔周りを圧迫するフェイスバンドを着けることが多いです。必須ではありませんが、クリニックによっては着用が求められることがあります。
最低でも1週間は着用することになるので、予定を調整しておくようにしましょう。
バッカルファット除去の気になる疑問を解決!
バッカルファット除去でよくある質問をまとめました。施術を受ける前に不安や疑問を解消しましょう。
バッカルファット除去は顔の印象を大きく変える施術のため、クリニック選びや施術前の医師との相談がとても大切です。
料金以外にも、術後の腫れ対策や施術にどのような工夫をしているかなどを念入りに確認しましょう。
また、ダウンタイムや術後の注意点なども事前に確認し、バッカルファット除去後に困ったり後悔したりしないようにしてください。