レーザートーニングがおすすめのクリニック!肝斑のレーザー治療の効果や料金を解説
レーザートーニングは治療が難しいとされる肝斑やシミへの効果が期待できる施術ですが、ほかの施術との違いやかかる費用がわからないと受ける勇気がなかなか出ません。また、レーザートーニングができるクリニックも多いので、どこを選ぶか迷ってしまいます。
そこで、本記事では、レーザートーニングの特徴やおすすめクリニックを紹介します。クリニックの選び方や施術回数の目安も徹底解説するので、本記事を読むことでレーザートーニングの特徴を知って自分に合うクリニックを見つけられます。
肌の悩みを解決したいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
東京中央美容 |
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クリニック |
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顔全体 | 頬のみ/顔全体 | 頬のみ/顔全体 | 顔全体/取り放題 |
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9,800円~ | 2,700円~ | 5,500円~ | 16,500円~ |
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89院 | 39院 | 100院以上 | 20院 |
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レーザートーニングの特徴とは?効果から料金相場まで徹底解説
レーザートーニングとは、弱い出力のエネルギーをじわじわと顔に当てることで、シミや肝斑の改善が期待できる施術です。
レーザーを照射したときの刺激で、コラーゲン生成を促すので、肌のハリやツヤが欲しい方にもおすすめです。
施術方法 | 弱い出力でレーザーを当ててメラニン色素を分解する |
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期待できる効果 | ・肝斑の改善 ・シミやそばかすの改善 ・くすみや色むらの改善 ・色素沈着による肌悩み(茶クマ、ニキビ跡、シミ)の改善 ・肌にハリやツヤを与える ・赤ら顔の改善 |
おすすめのシミの種類 | ・炎症後色素沈着 ・そばかす ・肝斑 ・老人性色素斑 |
ダウンタイム | ほとんどなし |
施術回数 | 5~10回 |
施術頻度 | 1~2週間に1回 |
効果持続期間 | 6ヶ月程度 |
料金相場 | 1回あたり8,000~9,000円 |
おすすめのクリニック |
・TCB東京中央美容外科 ・品川美容外科 ・SBC湘南美容クリニック ・東京美容外科 |
ダウンタイムがほとんどなく、効果は約6ヶ月程度続きます。効果を感じるまでに5回以上施術が必要になることがあり、効果を実感したい方や維持したい方は定期的に施術を受けるのがおすすめです。
レーザートーニングは、一般的なレーザー治療において禁忌とされている肝斑に対して有効な治療法として確立していることが、ほかのレーザー治療との大きな違いです。
肝斑は肌の広範囲にメラニン色素が発生している表皮部分だけでなく、肌の奥深くにメラニンが潜んでいる特徴があるため、ピンポイントでメラニン色素を破壊する従来のレーザー治療では効果が望めないとされてきました。
一方のレーザートーニングは、微弱なパワーのレーザー光線を広範囲に照射することが可能となっています。
そのため、肌の広範囲にメラニン色素が存在している肝斑に対しても、悪影響を及ぼすことなく改善効果を発揮することができるようになっています。
レーザートーニングの施術効果
従来のレーザー治療から格段に技術が進歩し、肝斑に対して大きな効果を発揮するレーザートーニングですが、肝斑はもちろん、以下の症状に対しても改善効果を発揮することが認められています。
レーザートーニングで効果が期待できる肌悩み
- 色素性病変(老人性色素斑、そばかす、肝斑、色素沈着)
- フェイススキントーンのトラブル(肌のくすみ、色むら、毛穴の黒ずみ、肌のあざ)
- 肌の老化現象(しわ、たるみ、毛穴の増大)
- 唇のシミやくすみ
- 赤ら顔
- 色素沈着による茶クマやニキビ跡
レーザー治療はシミに対して効果を発揮できることが強みであり、レーザートーニングはシミの中でも、特に肝斑に対してアプローチできます。
さらに、レーザートーニングの照射は広範囲であるため、顔全体の効率的な照射を行うことができ、シミの改善はもちろん、肌全体のスキントーンを向上させる効果も期待できます。
この他にも、レーザートーニングで出力する光線は、皮膚の奥深くまで届く波長の長い光線であるため、コラーゲンの生成等を担う真皮層にもアプローチし、老化による肌悩みや赤ら顔を改善したい方にもおすすめです。
レーザートーニングは色素沈着による茶クマやニキビ跡、唇のくすみなど幅広い悩みの改善も期待できる治療です。シミや肝斑だけでなく、顔のあらゆる肌悩みを一気に解決したいときにも向いています。
レーザートーニングの効果はいつから?回数の目安や効果持続期間は?
レーザートーニングは5回以上の治療で効果を感じることが多く、術後1週間後に実感しやすいです。
効果を感じるタイミング | 施術から1週間後 |
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効果を感じるまでの回数・期間 | 5~10回/1ヶ月半~5ヶ月 |
通う頻度 | 1~2週間に1回 |
効果持続期間 | 約6ヶ月 |
レーザートーニングは複数回受ける必要がありますが、ダウンタイムがほとんどなく、1~2週間に1回のペースで通えるので、1ヶ月半~5ヶ月程度で効果を感じられることが多いです。
効果は約6ヶ月持続しますが、半永久的な効果はありません。施術をやめると、メラニン色素が再び生成されてシミやくすみが出てくることがあります。
そのため、術後の状態をキープしたい方は半年や1年に1回の定期的なメンテナンスがおすすめです。
レーザートーニング・ピコトーニング・フォトフェイシャルの違いは?
レーザートーニングはレーザー治療に該当する一種の治療方法ですが、レーザー治療には「ピコトーニング」という治療方法もあります。
また、レーザー治療とは異なる美肌治療として「光治療」というものもあり、「フォトフェイシャル」などが代表的です。
レーザートーニング | ピコトーニング | フォトフェイシャル | |
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特に期待できる効果 | シミやくすみの改善 | シミやくすみの改善 | 美肌など肌質改善 |
肌への刺激の少なさ | 〇 | ◎ | 〇 |
費用 | 8,000~9,000円 | 15,000~40,000円 | 8,000~9,000円 |
ここでは、レーザートーニングとそれぞれの治療方法の違いについて解説します。
ピコトーニングとの違い
レーザートーニング | ピコトーニング | |
---|---|---|
レーザーの種類 | レーザー | ピコレーザー |
メラニン色素を破壊する方法 | 熱 | 衝撃波 |
肌への刺激の少なさ | 〇 | ◎ |
費用 | 8,000~9,000円 | 15,000~40,000円 |
どちらもレーザー治療に該当する治療方法ですが、ピコトーニングはレーザートーニングの後に登場した新しい治療方法です。
レーザートーニングとピコトーニングの違いは、シミや肝斑の原因となるメラニン色素の破壊方法にあります。
低出力のレーザーを肌に照射するという仕組みに変わりはありませんが、レーザートーニングは「熱」で、ピコトーニングは「衝撃波」でメラニン色素を破壊します。
どちらもシミや肝斑の悪化リスクが小さくなっている点が共通しつつも、ピコトーニングの方が肌に発生する熱が抑えられ、レーザートーニング以上に皮膚への影響が低減されているといわれています。
また、ピコトーニングは従来のレーザー治療と比べて、パルス幅(照射時間)が非常に短いという特徴もあります。
レーザートーニングなど、従来のレーザー治療のパルス幅が「ナノ秒(10億分の1秒)」であるのに対し、ピコトーニングのパルス幅は「ピコ秒(1兆分の1秒)」にまで短くなっています。
この照射時間の短さも、肌への刺激の低減に貢献しているといえます。
ここまでを見ると、施術による副作用リスクの点でピコトーニングに軍配が上がると感じるかも知れませんが、新たな治療方法だからこそ、レーザートーニングよりも費用が高いというデメリットがあります。
両者が従来のレーザー治療よりも副作用リスクが低減されていることに変わりはないので、両者の副作用リスク発生の大きさと費用を鑑みて、ご自身に適切な治療方法を選択するようにしましょう。
フォトフェイシャルとの違い
レーザートーニング | フォトフェイシャル | |
---|---|---|
治療方法 | レーザー | 光 |
アプローチする場所 | 肌の浅い層から真皮まで | 肌の浅い層のみ |
特に期待できる効果 | シミやくすみ、色素沈着などの改善 | 赤ら顔や肌のキメを含む幅広い肌悩みの改善 |
レーザートーニングとフォトフェイシャルは、治療方法やアプローチする場所が異なります。
パルス幅がきわめて短いレーザー治療は熱が広がりにくく目立つシミや肝斑に適しており、光治療は広く浅く肌へアプローチするのに適しています。
また、光治療が複数の波長が合わさった複合的な光線が照射されるのに対し、レーザー治療は特定の長さの波長へと光線を調整して照射するものとなっています。
そのため、光治療は「肌の表面から内部」まで光線を届けることが期待でき、特定の肌トラブルの解決というよりも、肌全体のケアに適切な治療方法だといえます。
一方のレーザー治療は、特定の波長の長さへと調整して照射する分、光線を届けたい深さを「ピンポイント」に狙えるとともに、解決したい肌トラブルに適した波長のみを照射することができます。
肌全体の美しさの底上げを図りたいのか、特定の肌トラブルを解決することで美肌を目指したいのか、目的を明確にすることが重要になるでしょう。
レーザートーニングができるおすすめクリニック!プランごとの料金や特徴も解説
ここまでのレーザートーニングに関する解説を受けて、実際に試してみたいと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、シミや肝斑の治療への効果が期待できるレーザートーニングとピコトーニングを施術できるおすすめのクリニックをご紹介します。
まずは、以下の表で各クリニックでの料金を確認しておきましょう。
クリニック名 | 施術プラン |
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TCB東京中央美容外科 | ピコレーザーライト(顔全体) 初回9,980円 |
品川美容外科 | レーザートーニング(顔全体) 初回5,190円 |
SBC湘南美容クリニック | レーザートーニング(顔全体) 8,750円 |
東京美容外科 | ピコトーニング(顔全体) 初回16,500円 |
ここからさらに、各クリニックの特徴やおすすめポイントについて詳しくご紹介していきますので、クリニック選びの際の参考にしてみてください。
- LINEクーポンが配られており施術をお得に受けられる
- 3種のグレードプランがあり症状に応じたプランを選びやすい
- ピコフラクショナル技術で肌の痛みをさらにカット
東京中央美容外科では、定期的にLINEクーポンが配られており、最大50,000円の定額割引クーポンや、施術料金の30%OFFといったさまざまなクーポンが用意されています。
TCB東京中央美容外科の施術プランは、すべてピコレーザーによるピコトーニングです。ライト、スタンダード、プレミアの3種のグレードのプランが用意されており、症状に応じた適切なプランを選びやすくなっています。
初回限定プランなら10,000円以下で受けられるので、費用を抑えてピコトーニングを受けたい方におすすめです。
また、3種のプランだけでなく、「ピコフラクショナル」という肌の痛みがさらにカットされた施術方法を選択することもできるようになっています。
お財布に優しいだけでなく、肌の状態に合わせて最も利用しやすい施術方法を選択できるのは嬉しいポイントです。
施術料金 | ピコレーザーライト:初回限定9,800円 ピコレーザーライト:通常12,850円 |
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ピコレーザースタンダード:初回限定23,200円 ピコレーザースタンダード:通常33,200円 |
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ピコレーザープレミア:初回限定46,400円 ピコレーザープレミア:通常66,300円 |
所在地 | 北海道・東北 | 北海道/宮城/福島/青森/岩手/山形/秋田 |
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関東 | 東京/神奈川/埼玉/栃木/茨城/千葉/群馬 | |
中部 | 愛知/静岡/石川/長野/岐阜/新潟/三重/富山/福井 | |
関西 | 大阪/京都/兵庫/奈良/和歌山/滋賀 | |
中国・四国 | 岡山/広島/島根/山口/香川/愛媛/高知/徳島 | |
九州・沖縄 | 福岡/熊本/鹿児島/宮崎/長崎/佐賀/大分/沖縄 | |
診療時間 | 10:00~19:00 | |
休診日 | 不定休 | |
予約方法 | 電話、WEB、LINEから予約 |
- 10,000円以下で施術可能なトライアルメニューが豊富
- 1頬部分だけのレーザートーニングプランも用意されている
- 1コースプランも用意してあり長期的な治療を計画しやすい
品川美容外科では、レーザートーニングをはじめ、さまざまな施術メニューに初回限定トライアル価格が設定されているため、10,000円以下で試すことができます。
そして、レーザートーニングプランは頬部分のみと顔全体施術の2つが基本です。
肝斑は頬部分に発生しやすい傾向があることも考えると、部分的な施術プランが用意されているのは無駄に施術範囲を広げる必要が無く、お得に施術を済ませることにつながります。
また、コースプランも用意されており、長期的な治療が求められるレーザートーニングをお得に施術できるようにもなっています。お試しで受けたい方から本格的に通いたい方まで幅広くおすすめです。
施術料金 | 頬のみ:初回限定2,700円 2回目以降5,190円 |
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顔全体:初回限定5,190円 2回目以降8,320円 |
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顔全体コース:3回23,760円 顔全体コース:6回45,360円 |
所在地 | 北海道・東北 | 北海道/宮城 |
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関東 | 東京/神奈川/埼玉/栃木/千葉 | |
中部 | 愛知/静岡/新潟 | |
関西 | 大阪/京都/兵庫 | |
中国 | 岡山/広島 | |
九州・沖縄 | 福岡/熊本/鹿児島/熊本/沖縄 | |
診療時間 | 10:00~22:00 | |
休診日 | 年末年始 | |
予約方法 | 電話、WEBから予約 |
- 日本・海外で127院を展開するメガ美容クリニック
- シミ・肝斑治療のための施術プランが豊富
- 頬部分だけのレーザートーニングプランも用意されている
湘南美容クリニックは、日本、海外に127院のクリニックを構えるメガ美容クリニックであり、大規模クリニックだからこそ実施できる数々の施術キャンペーンはどれも魅力的です。
施術メニューが豊富に取り揃えられており、シミや肝斑を中心とした肌トラブル分野だけでも6種類もの施術方法が用意されています。
肝斑だけでないシミトラブルを解決したいとき、より効果的な治療方法を見つけやすいといえます。
また、レーザートーニングには頬部分のみの治療プランも用意されており、効果的な治療をピンポイントで施術したい方にもおすすめです。
施術料金 | 顔全体:1回8,750円 5回40,530円 10回77,000円 |
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頬のみ:1回5,500円 5回26,480円 |
所在地 | 北海道・東北 | 北海道/宮城/秋田/福島 |
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関東 | 東京/神奈川/埼玉/千葉/栃木/茨城/群馬 | |
中部 | 愛知/岐阜/静岡/新潟/富山/長野/山梨/三重/石川 | |
関西 | 大阪/兵庫/京都/奈良/和歌山 | |
中国・四国 | 岡山/広島/香川/愛媛/高知 | |
九州・沖縄 | 福岡/長崎/熊本/大分/宮崎/鹿児島/沖縄 | |
休診日 | なし(院によって異なる) | |
予約方法 | 電話、WEBから予約 |
- 毎月お得なプランが登場
- 顔だけじゃなく体のシミも除去できる
- 複数回プランでさらにお得に施術を受けられる
東京美容外科では、毎月お得な施術プランが登場します。
さらに、現在は東京美容外科20周年を記念としたキャンペーンも実施しており、さまざまな施術をお得に受けられるチャンスが数多くあるといえます。
ピコトーニングによる施術では顔だけでなく、首・デコルテや腕など体部分のシミ取り放題メニューも用意されています。
顔だけでなく、体すべての肌の悩みを徹底的に解決したい方に特におすすめのクリニックです。
施術料金 | ピコトーニング(顔全体):初回16,500円 2回目以降22,000円 |
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老斑除去ピコレーザー(顔全体取り放題):330,000円 |
所在地 | 北海道・東北 | 北海道/青森/秋田/宮城/福島 |
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関東 | 東京/埼玉/神奈川/群馬 | |
中部 | 愛知/長野(提携院) | |
関西 | 大阪/京都 | |
中国・四国 | 広島/山口(FC院) | |
九州・沖縄 | 福岡/熊本/沖縄/佐賀(FC院)/長崎(FC院) | |
診療時間 | 10:00~19:00 | |
休診日 | 公式サイトに記載なし | |
予約方法 | 電話、WEB、LINEから予約 |
レーザートーニングができるクリニックのおすすめの選び方
レーザートーニングは複数回の施術で効果を実感できることが多いので、複数回プランがあったり通いやすかったりするクリニックがおすすめです。
また、お試しで施術を受けたい方は初回限定割引があるクリニックを選ぶことで、お得にレーザートーニングを受けられます。
初めての施術ならお試しプランや初回限定プランがあるクリニックを選ぼう
初めてレーザートーニングを受ける方は、お試しプランや初回限定プランがあるクリニックがおすすめです。初回1回なら10,000円以下で受けられる場合があり、コースプランより1回に支払う金額を抑えられます。
特に、痛みの程度を知りたい方やほかの施術と比べてみたい方は、初回割引のプランを選ぶとよいでしょう。
レーザートーニングは、複数回受けることによって段々と効果を感じることが多い施術です。そのため、効果を感じるために1回のお試しプランを受けることはおすすめしません。
お試しプランを受けるときは、痛みの感じ方やほかの施術との違いをチェックしましょう。レーザートーニングがどんな施術なのか体験することで、納得できる施術選びがしやすくなります。
継続的に受けたい方はコースプランがあるクリニックがおすすめ
レーザートーニングを複数回受けて効果をしっかり感じたいなら、コースプランを検討しましょう。クリニックが用意しているプランの中には、5回や10回の複数回コースがあります。
コースプランは1回あたりの施術料金がお得になるので、総額費用を抑えながら納得いくまで施術を受けられます。
ただし、1回プランに比べると、1度に支払う費用が高くなることがあるので注意が必要です。毎月の支払を抑えたい方は、医療ローンやクレジットカードの分割払いに対応しているクリニックを選ぶのがおすすめです。
クリニックの通いやすさで選ぶ
レーザートーニングは3回以上の施術が必要になることがあるので、通いやすいクリニックを選ぶようにしましょう。クリニックの通いやすさをチェックするときは、次のポイントを意識するのがおすすめです。
- 家や職場からのアクセスのよさ
- 診療している曜日や時間
- 予約方法
移動時間を減らしたい方は家や職場から近いクリニックがおすすめ
クリニックに何度も行くなら、家や職場からアクセスしやすいクリニックがおすすめです。主要駅から近いクリニックであれば、仕事帰りや用事を済ませたついでに施術を受けられます。
医院数が多いクリニックは地方に展開していることが多いので、首都圏や都市以外に住んでいる方はクリニック数もチェックしましょう。
レーザートーニングは1~2週間に1回と高頻度で受けられる施術のため、移動に手間がかからないクリニックを選ぶことでストレスなく継続できます。
忙しい方は診療時間の長さで選ぼう
忙しくてなかなか施術を受ける時間がない方は、診療時間の長さを確認しましょう。
仕事や用事があって忙しい方は、平日の夕方や土日は診療を受けられないクリニックだとなかなか継続してレーザートーニングの施術を受けられません。
クリニックの中には、土日祝日や平日の夜でも診療しているところがあり、忙しい方でも通いやすい場合があります。また、年中無休や定休日のないクリニックであれば、空いている時間に予約を取りやすいです。
スキマ時間を活用するならWEBやLINEから予約できるクリニックを
予約の手間をかけたくない方は、WEBやLINEでの予約に対応しているクリニックを選びましょう。施術やカウンセリングの予約方法はクリニックによって異なり、電話やWEBなどさまざまです。
WEBの専用フォームやLINEの公式アカウントから予約できるクリニックであれば、場所を選ばずスキマ時間を活用できます。
特に、忙しくてなかなか電話する時間がない方や予約を簡単に変更したい方は予約方法をチェックしましょう。
レーザートーニングのメリットとデメリット
レーザートーニングには、次のようなメリットやデメリットがあります。
メリット |
◯シミ以外の肌トラブルにも効果が期待できる ◯ダウンタイムが短い ◯施術時間が短い |
---|---|
デメリット |
△複数回施術を受ける必要がある △肝斑やシミの悪化リスクが0ではない △他の肌トラブルを引き起こすこともある |
事前にレーザートーニングのメリットやデメリットを知ることで、トラブルに対する対策や対処法を準備しておくことができます。
ダウンタイムや施術時間が短い!レーザートーニングのメリット
ここでは、レーザートーニングを施術する際のメリットについて解説します。
- シミ以外の肌トラブルにも効果が期待できる
- ダウンタイムが短い
- 施術時間が短い
レーザートーニングはシミ以外の肌悩みにもアプローチできるほか、施術時間やダウンタイムが短いのが特徴です。気軽に肌トラブルを改善したい方や初めて施術を受ける方にもおすすめです。
シミ以外の肌トラブルにも効果が期待できる
施術効果の部分でも説明したように、レーザートーニングはシミや肝斑だけでなく、幅広い肌トラブルに対して改善効果を期待することができます。
シミや肝斑といった表皮層のトラブルだけでなく、真皮層のトラブルにまで改善効果をもたらすことができるのは、照射されるレーザー光線にあります。
レーザートーニングで用いるレーザー光線は、従来のものより微弱に設定されていると説明しましたが、波長を調整する機能も備わっています。
波長を長くすることで、真皮層にも的確にレーザー光線を照射できるようになっているのです。
シミや肝斑に限らない複合的な肌トラブルに対しても治療ができるのは、大きなメリットだといえるでしょう。
ダウンタイムが短い
レーザートーニングで照射されるレーザー光線は微弱なパワーに設定されているため、肌に大きな副作用が生じるリスクが小さく、ダウンタイムが短く済むことが多いです。
従来のレーザー治療は、照射における出力強度が強く、乾燥防止や紫外線対策のために、術後、患部に軟膏を塗りガーゼで保護することが一般的となっています。
治療の程度によっては、ガーゼは不要ということもありますが、患部を保護する目的で、皮膚の再生が確認できる約2週間ほどの間はメイクをすることができません。
レーザートーニングの術後のケアは、軟膏やガーゼを用いた保護にまで至ることが少なく、施術後すぐのメイクも可能となっています。
照射箇所が目立つこともほとんどないため、日々働く会社員の方や外出予定がありメイクが必要な方でも、気軽に施術することが可能です。
施術時間が短い
レーザートーニングの治療は、施術時間が短く済む点も大きな特徴です。
施術の範囲や施術するクリニックに応じて多少の違いはありますが、多くの場合5分~30分で治療は終了します。
多くのクリニックが施術のための事前予約も推奨しているため、日々の生活スケジュールに合わせて、スキマ時間を治療のために活かしやすくもなっています。
仕事に励む会社員や家事に勤しむ主婦の方でも、気軽に通える点は嬉しいポイントだといえるでしょう。
肝斑が悪化することも!レーザートーニングのデメリット
ここでは、レーザートーニングを施術する際のデメリットについて解説します。
- 複数回施術を受ける必要がある
- 肝斑やシミの悪化リスクが0ではない
- 他の肌トラブルを引き起こすこともある
レーザートーニングは複数回の施術が必要なので、費用が高くなったりクリニックに通う手間がかかったりすることがあります。
また、肝斑の悪化や肌の一部白くなる白斑が出るリスクがあるので、適切なやり方で施術を行うクリニックを選ぶことが大切です。
複数回施術を受ける必要がある
低出力でレーザーを照射する方法には多くのメリットを期待できますが、一方で低出力であるが故に、一度の施術で改善効果が顕著には現れにくいというデメリットもあります。
レーザートーニングによる美容治療は、複数回の通院が前提となっている側面があります。効果の実感には個人差がありますが、5~10回ほどの施術が必要だといわれています。
また、施術スケジュールを組む際の注意点として、施術回数に応じて、次の施術までの期間(施術スパン)が異なってくることが挙げられます。
以下の表は施術回数に応じて推奨されている施術スパンになります。
施術回数 | 施術スパン |
---|---|
~6回 | 1週間 |
7~12回 | 2週間 |
13回~ | 1ヶ月 |
レーザートーニングの施術を重ねるごとに、施術スパンは長くなっていきます。
先に触れたように、施術回数が10回ともなると症状の改善を実感できるようになっているでしょう。
ですが、効果を実感できたからといって治療を中止してしまうと、シミトラブルが再発してしまう恐れもあります。
効果を実感し始めたら、改めて気を引き締め直し、その後も1ヶ月に1度ほど定期的にレーザートーニングで施術してもらうようにしましょう。
肝斑やシミの悪化リスクが0ではない
低出力で照射するからこそ、肝斑に対しても効果を発揮すると期待されているレーザートーニングですが、肌に直接レーザー光線を当てる治療であることに変わりはありません。
そのため、肝斑やシミが悪化するリスクが0ではないことは十分に理解しておきましょう。
レーザートーニングの施術直後は一時的にシミが濃くなったと感じる患者さんが多いですが、その後一週間ほどで改善していきます。
中には照射出力が強すぎたために肝斑やシミを悪化させてしまうトラブルを招くケースもあります。
これは、施術を行う担当医が患者さんの肌の状態を見極めて、適切な照射出力に調整することで防止できるトラブルでもあります。
もしも施術をしてもらう担当医に不信感を覚えた場合には、「施術を見送る」という決断も必要になるといえます。
他の肌トラブルを引き起こすこともある
肝斑やシミの悪化リスクが0でないことと同様に、レーザー光線を肌に直接照射する施術方法である以上、他の肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
また、レーザートーニングは色素沈着を改善する施術であるため、一部の肌が白くなってしまう「白斑(はくはん)」を引き起こすリスクがあります。
頻繁に施術を行うことで発症するリスクが高まることが確認されているため、担当医との問診で適切な施術スケジュールを組んでもらうようにしましょう。
レーザートーニングの施術の流れ!カウンセリングや施術内容は?
カウンセリング当日に施術を受けたい方は、予約の時点で伝えておくようにしましょう。
レーザートーニングが必要と判断されたら、具体的な施術内容や回数の目安、術後の注意点の説明も受けられるので、気になることがあればここで聞いておきましょう。
化粧落としや洗顔料はクリニック側で用意されていることが多いです。
痛みはパチパチと輪ゴムで弾かれたような痛みがあるので、不安な方は事前に麻酔を処方してもらうようにしましょう。施術時間は約15分です。
レーザートーニング施術直後は顔に赤みが出ることがありますが、翌日には治まっていることが多いです。
ダウンタイムの症状はほとんどないものの、肌が弱って刺激を受けやすい状態なので、術後2週間程度は徹底した紫外線対策と保湿ケアをしましょう。
特に、直射日光に当たることは避け、外出時は日焼け止めを塗って帽子などで紫外線から肌を守ることが大切です。
どれくらい痛い?レーザートーニングに関する疑問を解決
最後に、レーザートーニングに関して多くの声が挙がる疑問にQ&A形式で回答します。
-
施術中の痛みはある?
-
レーザートーニングの施術は、輪ゴムで弾かれたような痛みを生じることがありますが、麻酔を必要とするほどのものではありません。
施術による痛みに不安を感じる方は、初診やカウンセリングのタイミングで担当医に相談するようにしましょう。
-
レーザートーニングはやめると元に戻る?
-
レーザートーニングによる施術は、シミの元であるメラノサイトを完全になくすことはできないので、シミやそばかすが再発することがあります。
レーザートーニングで肌表面のメラニン色素を破壊しても肌の奥にシミの元が残っているので、完全にやめてしまうと再びシミができる可能性があります。
施術後の状態をキープしたい方は、定期的な治療を受けたりホームケアを怠らないようにしたりしてましょう。
-
レーザートーニングはやりすぎるとどうなる?
-
症状が悪化したり色が抜けて白くなったりすることがあります。レーザートーニングをやりすぎると、肌が強い刺激を受けるので、肌トラブルの原因になります。
医師の指導の元、適切な頻度で通うようにしましょう。
-
施術による副作用はある?
-
レーザートーニングの照射出力が適切でないために、火傷や色素沈着を引き起こしてしまうことがあります。
ですが、施術を行うすべての医師が事前に診察を行い、適切な出力に合わせて照射をしますので、基本的に回避できるものだと考えていただいて構いません。
副作用に関して心配な方は、実績が豊富なクリニックで施術を行うことが望ましいといえます。
-
施術に関して注意事項はある?
-
施術前後のおよそ2週間は日焼け対策を徹底するようにしてください。
また、施術後にはレーザー光線による刺激で肌が乾燥しやすくなっていますので、保湿を欠かさず行うようにしましょう。
レーザーによる治療が困難とされてきた「肝斑」に対して効果を発揮できると注目を集めるレーザートーニングに関して、特徴や施術の効果、メリット・デメリットなど、さまざまな観点から解説してきました。
レーザートーニングはシミ全般の治療に限らず、さまざまな美容効果を期待できることに加え、微弱な出力で広範囲に施術を行えるからこそ、シミだけでなくシミ予備軍の治療にも効果を発揮します。
肌悩みが気になる前にトラブルの原因を解消したいとお考えの方には非常に効果的な治療方法だといえます。
今回紹介したクリニックをはじめ、納得して治療を任せられるクリニックを見つけましょう。
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