おでこのシワとり整形におすすめのクリニック！ヒアルロン酸やボトックスの料金と効果の持続期間

おでこのシワは、表情筋の動かし方のクセ、乾燥や紫外線によるダメージ、加齢による肌のハリの減少などさまざまな原因があり、セルフケアではなかなか改善できないのが事実です。

この記事では、おでこのシワとりにおすすめの施術と、おすすめのクリニック4選をご紹介し、それぞれの施術の料金や施術の流れ、効果の持続期間などを解説します。

おでこのシワにお悩みの方、おすすめの施術やクリニックが知りたい方は、ぜひご参考ください。

効果と持続期間は？おでこのシワとりにおすすめの施術

おでこのシワは、スキンケアやマッサージで改善させるのが難しい上に、メイクで隠すこともできないため、いくつかの施術からシワの状態に合った施術を選ぶ必要があります。

まずは、おでこのシワとりにおすすめの施術をご紹介します。

ボトックス注射

眉を上げる癖、表情の癖によっておでこの筋肉が収縮してシワになっていることが原因である場合、ボトックス注射が効果的です。

ボトックス注射は、神経の伝達を阻害して緊張状態にある筋肉を緩和します。そのため、表情筋が原因でおでこのシワができている方におすすめの施術となります。

一般的な持続期間は4～6ヵ月となるので、効果を長続きさせたい方は、持続期間内に再度施術を受ける必要があります。

実は、「ボトックス」という名前は、アラガン社製の製剤の名前で施術の名前ではありません。アラガン社のボトックス以外にも、以下のような代表的な製剤があります。

製剤名	販売会社	特徴
ボトックスビスタ	アラガンジャパン	・国内承認
ニューロノックス	メディトックス	・ボトックスビスタのジェネリック ・韓国KFDA承認
コアトックス	メディトックス	・韓国MFDS承認

また、ボトックスをおでこに注入する際の目安量は16単位ほどとなります。費用を算出する際は単位ごとの単価を参考にしてみましょう。

ヒアルロン酸注射

表情を作ったとき以外にもおでこのシワが気になる場合は、ヒアルロン酸注入がおすすめです。ヒアルロン酸は、おでこのシワを改善させるとともに、立体感のあるおでこになるので横顔のバランスが整い、若々しい印象に導きます。

おでこのシワに対して、複数回注射をしていくことで、ヒアルロン酸が皮膚の内側からシワを持ち上げ、丸いおでこを形成します。

おでこの形成を行うため、ヒアルロン酸の中でも硬めの製剤を使用するのが特徴です。ヒアルロン酸もボトックスのように製剤に種類があります。

製剤名	特徴	持続期間
ジュビダームビスタ ボリューマXC	・ボリュームアップに適している	約2年間
ジュビダームビスタ ウルトラプラスXC	・深く刻まれたシワに適している	約9カ月～18ヵ月
レスチレンリフトリド	・しっかりとしたリフティング効果がある	約9カ月～18ヵ月
ニューラミス ディープ	・しっかりとした硬さがあり、輪郭形成に優れている	約1～12ヵ月

シワに対して注入するヒアルロン酸の量は、約2ccですが、額をもう少し丸くしたいなどの要望がある方は、5～6ccほどの量が必要になることもあります。

PRP療法

PRP療法とは、血液中に含まれる高濃度の血小板を含んだ血漿を注入する施術で、自分自身から採血した血液を使用して、コラーゲンやエラスチンを活発化させる治療です。

細胞を活性化することで皮膚の弾力が高まり、その結果おでこのシワが改善されるという方法で、アレルギーや副作用が起こりにくいという特徴があります。

肌自身の力を引き出す再生医療なので、自然な仕上がりとなり、個人差はありますが3～4年は効果が持続するとされています。

脂肪注入

脂肪注入は、自分の太ももやお腹から吸引した脂肪を、おでこのシワに注入してふっくらとボリュームのある状態にする治療です。

加齢によって肌のハリが不足して、おでこのシワができるという方におすすめの治療法で、根本的な原因にアプローチできます。

拒否反応が起こりづらく、定着率が高いのが特徴で、一度脂肪が定着すれば半永久的に効果を感じられます。

額リフト

額リフトは、髪の生え際辺りを切開してたるんだ皮膚を引き上げ、縫合する手術で、傷跡は髪の毛の中に隠れるのでほとんど目立ちません。

おでこのシワを改善できるだけではなく、眉や上まぶたも一緒に引き上げるので、顔の印象が明るく若々しく変化します。

手術後は5～7日後に抜糸が行われ、それまでは入浴もできないなどダウンタイムが長いことがデメリットとなります。

一般的には持続期間は10年前後と言われていて、加齢に伴ってもとに戻ってしまうこともあります。

おでこのシワとりの相場と各クリニックの値段

おでこのシワとりの費用相場は、以下を参考にしてください。

施術名	治療相場
ボトックス注射	10,000～60,000円ほど
ヒアルロン酸注射	20,000～200,000円ほど
PRP療法	100,000～300,000円ほど
脂肪注入	150,000～500,000円ほど
額リフト	500,000～1,500,000円ほど

おでこのシワとりは、使用する製剤やクリニックによって大きく相場が変動します。詳しいクリニックごとの料金は、以下の表をご覧ください。

予算をあらかじめ決めて施術を選択することも重要ですが、ヒアルロン酸なら製剤による効果持続期間、ボトックスなら安全性などが変わってきます。

事前にある程度施術の知識をつけた状態で、医師とカウンセリングで肌の状態などを確認しながら、施術を検討することをおすすめします。

おでこのシワとりがおすすめのクリニックの施術メニュー

ここからは、おでこのシワとりにおすすめのクリニックを4院ご紹介します。

TCB東京中央美容外科は、ボトックスビスタやジュビダームを製造しているアラガン社による、アラガンビューティーアワードを受賞しています。日本の美容医療の発展に貢献したとされる賞で、ボトックスやヒアルロン酸の施術が安心して受けられます。

ヒアルロン酸の種類が豊富なので、値段や効果から自分に合った製剤を選べるのもポイントです。

針を刺す施術に不安がある方もオプションで麻酔を選べるので、2,750円の笑気麻酔などを追加すれば、痛みの不安も軽減されます。

施術名	施術詳細	施術料金
ボトックス注射		ボツラックス　1部位	3,500円
		アラガン 1部位	8,000円
ヒアルロン酸注射		ダイヤモンドフィール 1cc	19,200円
		ジュビダームビスタ ウルトラXC 1cc	34,800円
		ジュビダームビスタ ウルトラプラスXC 1cc	34,800円
		ジュビダームビスタ ボリューマXC 1cc	69,800円
		ジュビダームビスタ ボリフトXC 1cc	69,800円
脂肪注入		採取グラフト作成料（スタンダードコンデンス）	66,000円
		採取グラフト作成料（ナノファット2.0）	225,700円
		脂肪注入料	123,800円

カウンセリング	無料
アフターケア	無料
支払い方法	現金、デビットカード、クレジットカード、スマホ決済、スマホ後払い、医療ローン
営業時間	10:00～19:00 ※院によって異なる
公式サイトURL	https://aoki-tsuyoshi.com/
院数	全国96院

品川美容外科には、アラガン社公認トレーナーの医師が在籍しているので、ヒアルロン酸やボトックスの治療を他の医師にトレーニングできる技術力の高い医師に施術を担当してもらえます。

ボトックスビスタよりも安価で施術が可能なニューロノックスの取り扱いもあるので、お試しでボトックス注射を受けてみたい方におすすめです。

品川美容外科のBMC会員は、550円（税込）を支払うことで会員価格で施術が受けられる制度です。誕生月がさらにお得になるなど、リーズナブルに施術を受けられます。

施術名	施術詳細	施術料金
ボトックス注射		ニューロノックス	3,020円
		ボトックスビスタ	8,000円
ヒアルロン酸注射		レスチレンリフトリド 1cc	41,470円
		ジュビダームビスタ ウルトラXC 1cc	34,800円
		ジュビダームビスタ ボリフトXC 1cc	69,800円
PRP療法	プレミアムPRP血小板療法 3cc	33,590円

カウンセリング	無料
アフターケア	無料
支払い方法	現金、デビットカード、クレジットカード、医療ローン
営業時間	10:00～19:00 ※院によって異なる
公式サイトURL	https://www.shinagawa.com/
院数	全国39院

湘南美容クリニックでは、ボトックスを注入する針が34Gと極細の針を使用しているので、痛みが少なく内出血をしにくいことや、複数の部位に同時に注入できるのが特徴です。

施術後に内出血を抑えるクリームが5,500円（税込）で販売されているので、使用することで内出血やむくみ、赤みといったダウンタイムの症状を抑えられます。

ヒアルロン酸とボトックスの併用施術も得意なので、ボリュームを出す場所にしっかりヒアルロン酸を注入してメリハリのある顔を目指せます。

施術名	施術詳細	施術料金
ボトックス注射		韓国製ボツリヌストキシン（リジェノックス） 1部位	3,500円
		ボトックス（アラガン） 1部位	8,000円
ヒアルロン酸注射		ジュビダームビスタ ウルトラプラスXC 1cc	34,800円
		ジュビダームビスタ ボライトXC 1cc	5,8000円
		ジュビダームビスタ ボリューマXC 1cc	69,800円
	SBCプレミアムPRP皮膚再生療法	額	280,000円
脂肪注入（SBC・リッチ・フェイス法）		採取作成料	66,000円
		ほうれい線追加料金	82,500円
脂肪注入（コンデンスリッチフェイス法）		採取作成料	148,500円
		ほうれい線追加料金	82,500円
額リフト	切開式額リフト	507,220円

カウンセリング	無料
アフターケア	無料
支払い方法	現金、デビットカード、クレジットカード、医療ローン
営業時間	10:00～19:00 ※院によって異なる
公式サイトURL	https://www.s-b-c.net/
院数	全国136院

東京美容外科では、初回がお得に受けられる料金が設定されている施術があり、2回目以降の通常料金に比べてリーズナブルなのが特徴です。

ヒアルロン酸注入で痛みやダウンタイムを軽減できる、マイクロカニューレによる施術をオプションで選択できるので、痛みに弱い方も安心です。

さらに、術後の保証制度が充実していて、術後どのようなトラブルでも期限なく対応してもらえます。

施術名	施術詳細	施術料金
ボトックス注射		ボツラックス 1部位	11,000円
		アラガン 1本（10単位）	8,800円 ※初回料金
		コアトックス 1本（10単位）	13,200円 ※初回料金
ヒアルロン酸注射		ニューラミスライト	19,800円 ※初回料金
		ジュビダームビスタボリューマXC 1cc	110,000円
		ジュビダームビスタボリフト 1cc	132,000円
		スタイレージS 1cc	38,500円
PRP注入法	1本	77,000円
脂肪注入	搾取作成料	220,000円
		額追加料金	330,000円
切開リフト	前額リフト	880,000円

カウンセリング	無料
アフターケア	無料
支払い方法	現金、デビットカード、クレジットカード、医療ローン、コード決済
営業時間	10:00～19:00 ※院によって異なる
公式サイトURL	https://www.tkc110.jp/
院数	全国19院（FC院、提携院含む）

おでこのシワとりのメリットとデメリット

ここからは、おでこのシワとりのメリット、デメリットをご紹介します。

おでこのシワとりのメリット

以下は、おでこのシワとりのメリットです。

おでこのシワがコンプレックスとなっている方は、人前で笑うことに不安を抱いている方が多く、老けてみえるだけではなく不機嫌に見えるなど、人からの印象が悪くなることがあります。

おでこのシワとりの施術を受けることで、若々しい印象を取り戻せます。

おでこのシワとりのデメリット

以下は、おでこのシワとりのデメリットです。

ヒアルロン酸やボトックスは、注射をするだけの簡単な治療と思われがちですが、医師の技術力によっては不自然な仕上がりとなってしまうこともあるため、クリニック選びは慎重に行う必要があります。

今回ご紹介した施術だと、脂肪注入以外の施術は持続期間があり、長期間持続させたい方は繰り返し施術を受ける必要があるので、その都度かかる料金と効果のバランスを見て自分に合った施術を選ぶようにしましょう。

施術別に紹介！おでこのシワとりの施術の流れ

おでこのシワとりは、クリニックでカウンセリングをしたあとに、それぞれ以下のような流れで施術が行われます。

ボトックス注射

おでこにボトックスを注入して筋肉の動きを抑制します。施術時間は10～20分ほどです。

施術後すぐにメイクをして帰宅できます。

ヒアルロン酸注射

おでこにヒアルロン酸を注入してシワを改善させます。注入量は施術前に確認しますが、患者さんの希望に合わせて調整しながらおでこを形成していきます。施術時間は10分前後です。

施術後すぐにメイクをして帰宅できます。

PRP療法

採取した血液を専用の遠心分離機にかけてPRPを抽出します。その後、施術する部分を冷却してPRPを注入し、患部を冷却して終了です。施術時間は10～30分ほどです。

当日はメイクができないクリニックもあれば、軽いメイクなら可能というクリニックもあります。

脂肪注入

お腹や太ももから脂肪を採取し、脂肪注入法（希望によって異なる）によって注入する脂肪を抽出したあと、おでこに脂肪を注入します。施術時間は全部で1時間ほどです。

施術後のメイクは、翌日から可能なクリニックもあれば、3日ほど間をあけることを推奨しているクリニックもあります。

額リフト

髪の毛の生え際や中の皮膚を切開し、たるんでいる部分を引き上げて縫合します。施術時間は約2時間ほどです。

傷口以外のメイクは翌日から、傷口付近のメイクは1週間ほど経ってから可能です。

おでこのシワとりのダウンタイムや副作用

おでこのシワとりは、それぞれ以下のようなダウンタイムが生じます。

施術名	副作用	ダウンタイム期間
ボトックス注射	赤み、腫れ、内出血など	1～2日ほど
ヒアルロン酸注射	赤み、腫れ、内出血、むくみ、痛みなど	1～2日ほど
PRP療法	赤み、腫れ、内出血、痛みなど	3日～2週間ほど
脂肪注入	赤み、腫れ、内出血など	1～2週間ほど
額リフト	腫れ、内出血、痛みなど	3週間ほど ※完成までは1～3ヵ月ほどの時間が必要

ボトックス注射やヒアルロン酸注射は、ほとんどダウンタイムがない治療ですが、個人差があり1～2日ほどの期間赤みなどが生じることがあります。

額リフトは、腫れや痛みは3週間ほどで解消されますが、完全に傷が見えなくなり完成するまでには1～3ヵ月ほどの期間が必要です。

効果はいつから？おでこのシワとりのよくある質問

ここからは、おでこのシワとりで気になるQ&Aをご紹介します。

おでこのシワは、コンプレックスの原因となることもあるため、他人からの目が気になるなど悩みを抱えている方は、美容医療で悩みを解消させましょう。

ボトックス注射やヒアルロン酸注射は、信頼できるクリニックを選べば気軽に受けられる治療です。

今回ご紹介した施術内容やクリニック紹介を参考に、カウンセリングを受けてみましょう。